
樹齢400年の大樹 私達って小さい
沢山の人の経験は聞いていた。
けれども、体験したことはなかったこと。
それは、オメテペ島での登山。
オメテペ島には2つの山がある。
一つは標高1610m、活動中の火山、Volcan Conception(コンセプション)。
もう一つは頂上にラグーナがある緑の多いVolcan Maderas(マデラス)
昨日、コンセプションに登ってきた。
百聞は一見にしかず。
と、チャレンジしたものの、
普段スポーツ的なものが苦手で、
していない私には、
とてもとてもとてもハードなものだった。
この歳になって、崖をロープづたいに降りるなんていう
アスレティックなことをするとは思わなかった、、、。
登りは、
標高数百メートルごとに変わる景色にあっとうされ、
凄い経験だ!なんてハイになり、「登山はまってしまうかも、、」
なんて思ったけれど、
下りの崖や足の疲労感と靴擦れで、
最後地上に戻った際には、「この経験は一生に一回でいい」=もう二度と登るもんか。
にすり替わっていた。
とはいえ、少し落ち着いた今日、
やっぱり登ってみて良かったと思う。
以前、山登りに行く人に「なんで山に登るの?」と聞いていた、私。
わざわざそんな疲れる思しなくったって、地上で幸せだよ、といっていた、私。
今までした事のないことをする。
頂上までいって帰ってこれないんじゃないか、
体力的に無理なんじゃないか、
する前はやり遂げる自信もなくて。
けれども、やってみたら意外と出来た。(すごい疲れたけど、、)
頂上には何があるんだろう?
ずっと心の中に持っていた疑問。
頂上には、、、、
火山の煙と、絶景(曇りの日だったから、そんなに地上が見えなかったけれど、)
があった。
そして、なによりも、頂上に到達した経験のある私がいた。
今まで何人もの経験談を聞いていた私から、
実際に経験したことのある私に変わった。
やってみれば、
意外に出来ることって多いのかもしれない。
今、両足の筋肉痛で、
階段の上り下りのたびに
おばあさんのようになっている。
けれど、痛みともに、
なんとも言えない爽快感。
足の筋肉と一緒に、なんだか心の筋肉もついたような、、、、、
だったらいいなと思う。

途中からジャングルが終わり、こんな感じの岩だらけになってくる。

そしてこんな急勾配。
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ちなみに、観光的な視点からいうと、、
やっぱり、そこそこ健康な人にしかコンセプション登山はオススメしません。
崖やら急勾配の砂利を登ったり降りたりしなければならないので。
そして、ニカラグアは日本のように安全基準が高いわけではないので、
特に登る際にあまりなんとも言われないと思いますが、
以下の持ち物は重要です。
ー登山靴(私はコンバースで行ってしまい靴擦れが酷かった!)
ー小バックパック(たすき掛けのバックで行く所だった!友達が貸してくれて大正解!両手が空くバックパックじゃないと登れません。)
ー食べ物(十分に持って行きました、私達(笑))
ー水2.5L(丁度良い位になくなりました。3リットルでもよいかもしれません。)
ーウインドブレーカーやパーカーといった上着(頂上近辺は風が強くて寒いです。)
そして、
高所恐怖症でないこと、
急勾配です。高所恐怖症の人はほぼ地獄の経験になってしまいます。
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